“周吉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しうきち33.3%
しゅうきち33.3%
すき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處には六十を越した父親の周吉しうきちと、十九になつたばかりの娘のお芳と二人つ切り、夜更けに顏見知りの御用聞——錢形平次に飛込まれて、さすがにきもをつぶした樣子です。
そこには六十を越した父親の周吉しゅうきちと、十九になったばかりの娘のお芳と二人っきり、夜更けに顔見知りの御用聞——銭形平次に飛込まれて、さすがにきもをつぶした様子です。
それで今度は社を大きく建て直すと、またいつの間にかそれを押し破ったといって、後にはよほど立派なお宮になっていたそうです。(隠州視聴合記。島根県周吉すき郡東郷村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)