吹筒ふきづつ)” の例文
「そうじゃそうじゃお爺さん! 吹矢のお三が吹筒ふきづつに乗って、五右衛門を助けに来ましたわい。焔を纏った吹筒は竜じゃ! 一瞬千里をけて見しょう。矢でも鉄砲でも届かばこそじゃ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)