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含羞
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はにかん
ふりがな文庫
“
含羞
(
はにかん
)” の例文
「そやかて、
含羞
(
はにかん
)
でいて取んなはらん。……何や、
貴方
(
あんた
)
がた、おかしなえ。」
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小児心
(
こどもごころ
)
には知れないほどだったから、ついぞ遊びに行った事もなければ、時々、門口じゃ、その
※
(
ねえ
)
さんというのの母親に口を利かれる事があっても、こっちは
含羞
(
はにかん
)
で
遁
(
に
)
げ出したように覚えている。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
背丈
恰好
(
かっこう
)
、それも十一二の男の児が、文金高髷の
仮髪
(
かつら
)
して、
含羞
(
はにかん
)
だか、それとも芝居の筋の
襯染
(
したじめ
)
のためか、胸を
啣
(
くわ
)
える
俯向
(
うつむ
)
き加減、前髪の冷たさが、身に染む風情に、すべすべと白い肩をすくめて
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“含羞”の意味
《名詞》
羞じらい。はにかみ。
(出典:Wiktionary)
含
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
“含羞”で始まる語句
含羞草
含羞性
含羞旋風