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吟味与力
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ぎんみよりき
ふりがな文庫
“
吟味与力
(
ぎんみよりき
)” の例文
旧字:
吟味與力
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
筆頭、若くて俊敏な笹野新三郎は、この自慢の岡っ引に叩き起されて、大した不平らしい顔もせずに起きて来ました。
銭形平次捕物控:025 兵糧丸秘聞
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
審
(
しら
)
べの順序だから取急ぎ
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
の出張を求めた。
早耳三次捕物聞書:01 霙橋辻斬夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
それから十日目、石井一家の騒ぎに関係した者は全部八丁堀の
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
、笹野新三郎の役宅に呼出されました。
銭形平次捕物控:020 朱塗の筐
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
南町奉行配下の
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
筆頭笹野新三郎は、自分の役宅に呼び付けた、銭形の平次にこう言うのでした。
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
笹野新三郎の首を
捻
(
ひね
)
らせたのは、小峰助右衛門は憎い女敵を、ただ一刀の下に討った——というだけで、剣のことも、両国橋のことも一向知らないふうでした。
銭形平次捕物控:067 欄干の死骸
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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それは、平次のためには、大事の上役で、その頃
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
の
利
(
き
)
け者、笹野新三郎だったのです。
銭形平次捕物控:017 赤い紐
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
振り返ると、八丁堀の旦那、
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
筆頭笹野新三郎が、微笑を含んで立っているのでした。
銭形平次捕物控:024 平次女難
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
、笹野新三郎も、これではお村を下手人として、奉行所のお
白洲
(
しらす
)
へ突出されません。ひどく落胆する利助とガラッ八を叱って、とにかく、一応お村を許して帰しました。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
四日目に、三輪の万七もとうとう
兜
(
かぶと
)
を脱いでしまいました。縛って来た万七が見込み違いと言うのを、笹野新三郎、
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
でも、留めておくほどの証拠も自信も持っていません。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吟味与力
(
ぎんみよりき
)
笹野新三郎は、我が事のように喜んで待っていたのです。
銭形平次捕物控:042 庚申横町
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
与
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“吟味”で始まる語句
吟味
吟味與力
吟味中
吟味所
吟味役
吟味懸
吟味書
吟味濟
吟味詰
吟味聞役