合爾合カルカ)” の例文
台察児タイチャル そうです、兄上! 嫂上合爾合カルカ姫のために、この星月の旗の下で、最後の一兵となるまで城を守りましょう。(と涙を拭う)
合爾合カルカ姫 (追い縋って)いえ、あの、わたくしにも考えがございますから、どうぞ、一人で城を出ることをお許し下さいまし。
この時、札木合ジャムカの妃合爾合カルカ姫が、二三の侍女を従え、そっと出て来て、誰にも気づかれず露台の円柱の陰に隠れ、ひそかに立ち聴いている。