トップ
>
右馬允
>
うまのじょう
ふりがな文庫
“
右馬允
(
うまのじょう
)” の例文
糟屋
(
かすやの
)
藤太、渋谷
右馬允
(
うまのじょう
)
、平山武者所を先陣として、その勢二万五千余騎、伊賀国を経て宇治橋のきわに押し寄せた。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
すると、熊谷直実の部隊も、渋谷
右馬允
(
うまのじょう
)
の隊も、平山武者所の手の者も、いっせいに弓を持ったまま、橋板のない橋桁の上を、先を争って駈けて行った。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
並に仁和寺の比丘尼西妙はその前夜法然の
終焉
(
しゅうえん
)
の時を夢み、その他花園の准后の侍女参河局、花山院右大臣家の青侍江内、八幡の住人
右馬允
(
うまのじょう
)
時広が息子金剛丸、天王寺の松殿法印
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
こうして院の騒動は終りをつげたが、文覚に烏帽子を打ち落された資行判官は、これを恥じてしばし出仕せず、一方安藤武者は取り押えた賞として即座に
右馬允
(
うまのじょう
)
に任ぜられた。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
渋谷
右馬允
(
うまのじょう
)
のそばにいた一家臣などは、具足を脱ぐのに誰よりも迅速だった。真っ裸になったかと思うと、義経の前を駈けぬけて、もう眼の前の奔流へ跳び込もうとしかけた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
允
漢検準1級
部首:⼉
4画
“右馬”で始まる語句
右馬頭
右馬
右馬介
右馬助
右馬之丞
右馬頭資時
右馬吉
右馬寮
右馬助家盛