右傍いうばう)” の例文
岡西養玄ははやく此時岡氏に改めてゐたらしい。己巳席順に養玄の右傍いうばうに「待蔵」と註したのを見るに、たゞに縦線を以て養玄の二字を抹してゐるのみならず、線はかみ「西」字にも及んでゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)