台記たいき)” の例文
小右記しょうゆうき』を読みつづけて、小野宮おののみや右大臣実資さねすけを夢に見たとか、『台記たいき』を写したとかいう位であるから、その方も相当本格的な勉強だったといえるし、職務にも精励だった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
恐らく一生つとめても五位の昇殿、国守になる位で、四位はなかなかむつかしかったろう。しかしすばらしい富豪であったということが悪左府頼長あくさふよりながの日記の『台記たいき』にしるされている。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)