“古狢”の読み方と例文
読み方割合
ふるむじな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも古木や雑草がおい茂って、人を化かすような古狢ふるむじなが棲んでいるなどという噂もある。その山を越えると、大きな旗本屋敷が三、四軒つづいている横町へ出る。
半七捕物帳:66 地蔵は踊る (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
……近所に古狢ふるむじなの居る事を、友だちはほこりはしなかったに違いない。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)