“口覆”の読み方と例文
読み方割合
くちおお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その運転手の人相は咄嗟とっさの間の事であったし、おまけに荒い縞の鳥打帽を眼深まぶかに冠って、近来大流行の黒い口覆くちおおいをかけていたから、よくは解らなかったが、カーキー色の運転服を着た、四十恰好の
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)