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覆舟口
ふりがな文庫
“覆舟口”の読み方と例文
読み方
割合
ふくしゅうこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくしゅうこう
(逆引き)
像面からうける感じは、愛くるしいと云うよりも、むしろ異端的な美しさだった。半月形をしたルーベンス眉や、唇の両端が釣り上ったいわゆる
覆舟口
(
ふくしゅうこう
)
などと云うのは、元来淫らな形とされている。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「愛らしい
唇
(
くち
)
付きでございますこと。薄くて紅くて小さくて、
花弁
(
はなびら
)
のようでございますこと。これも変えなければなりますまい。
覆舟口
(
ふくしゅうこう
)
に致しましょう。
神
(
しん
)
枯れて気濁り、家破れて一族四散、寄る辺ない悪運の唇に」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
覆舟口(ふくしゅうこう)の例文をもっと
(2作品)
見る
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“覆舟”で始まる語句
覆舟鬼
検索の候補
舟日覆
口覆
覆舟鬼
“覆舟口”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
国枝史郎