“取逃(とりに)” の例文
……コイツは日本一の細工人に違いない。コイツを取逃(とりに)がしたら二度と再びコンナ細工は出来っこねえ……ぐれえに考(かんげ)えていたのかも知れませんがアブネエもんでゲス。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
飯「今は日のあるうち血を見せては穢(けが)れる恐れがあるから、夕景になったら手打にするから、部屋へ参って蟄居(ちっきょ)しておれ、これ源助、孝助を取逃(とりに)がさんように手前に預けたぞ」