“収差”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アベェラシオン50.0%
コマ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたしが子供くさくばかりしていたので、パパの眼に収差アベェラシオンが出来、どこもかしこも完成して結婚をまつばかりになっているこのユヌ・ダアムが、這い這いをしている赤ん坊のようにしか見えないのだ。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
さんざん苦労をした揚句、クックのf2という収差コマのひどいレンズを手に入れて、やっとかすかな焔の像がうつることになった。
写真と暮らした三十年 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)