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反対
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むこう
ふりがな文庫
“
反対
(
むこう
)” の例文
旧字:
反對
直ぐに取ろうとする、柄杓は、水の中をするすると、
反対
(
むこう
)
まえに、山の方へ柄がひとりで廻った。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「帰れ!
招喚
(
よび
)
にやるまでは来るな、帰れ!」と老人は言放って
寝返
(
ねがえり
)
して
反対
(
むこう
)
を向いて了った。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
その時往来の
反対
(
むこう
)
の方から、一つの人影が近付いて来た。月光が肩にこぼれていた。浪士風の大男であった。
大髻
(
おおたぶさ
)
に黒紋付き、袴無しの着流しであった。しずしずこっちへ近寄って来た。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
位置は変って、川の
反対
(
むこう
)
の方に見えて来た、なるほど
渡
(
わたし
)
を渡らねばなりますまい。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“反対”の意味
《名詞》
反対(はんたい)
対になるものの一方。対義的なもの。
あるものに対して位置や向き、順序、ありかた、言動などが逆の関係にあること。対称的、また対照的であること。
予想や意図と逆の結果になること。
ある命題に対して否定を主張すること。提案などに否定的な意思表示をすること。
(出典:Wiktionary)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
対
常用漢字
小3
部首:⼨
7画
“反対”で始まる語句
反対者
反対返
反対窖道
反対的態度