“又前(さき)” の例文
蔦蘿(つたかづら)に包まれたる水道の址(あと)とこれを圍める橄欖(オリワ)の茂林とは、黯澹(あんたん)たる一幅の圖をなして、わが刻下の情に愜(かな)へり。われは又前(さき)に過ぎたる門を出でたり。門外に大廢屋あり。