“厩舎人”の読み方と例文
読み方割合
うまやとねり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時折、彼が仰向いて、そう声をかける空には、新平太という厩舎人うまやとねりが、大木の梢に坐って、物見をしていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
頼朝が、自ら、龍胆黒りんどうぐろと名づけて、ここのうまやに飼い、厩舎人うまやとねり鬼藤次きとうじという小者を付けて、鍾愛しょうあいかない黒鹿毛は、都にもまれな逸物だといわれているものであった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼はやがて、崖をじて、厩舎人うまやとねりの寝小屋を調べていたが、突然
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)