“厩方”の読み方と例文
読み方割合
うまやかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「台所方は、そもそも、経済を旨とする所なのに、その台所に、そちのような奴を置くのは、大の不経済と申すものだ。以後厩方うまやかたを申し付ける」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ひがむな。——そんな気持なら、真っ先に訪ねては来ない。実は、身に過ぎたお取り立ての上にもまた、今度は、お厩方うまやかた三十貫と仰せつかった」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洲股すのまたへ来てからは、普請ふしんにも働き、厩方うまやかたの役について、今では、実直な家中の一名だと、彦右衛門から云い添えた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)