厨中間くりやちゅうげん)” の例文
つい一昨年おととしごろ、坂本からのぼって来た若者で、はじめは、房の厨中間くりやちゅうげんとして働いていたが、なかなか、学才があるし、いやしくないし、少し才気走った嫌いはあるが、感情家で負け嫌いなところから
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)