“原古才”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はらこさい50.0%
はらこざい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは鮮やかに、原古才はらこさいから福崎までの長堤一里に待機していた味方の見張小屋から見とどけられたに違いない。間もなく、眠れる湖沼の水面にはむくむくと諸所に活動が起りはじめた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
門前——福崎ふくさき——原古才はらこざい——その辺までは竿さおを置いたように直線を描き、原古才から蛙ヶ鼻までは幾ぶん弓なりに内ぶところを拡げてゆく。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)