“厚唇”の読み方と例文
読み方割合
あつくちびる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この男に比べると角張かくばったあごの、厚唇あつくちびるの長蔵さんなどは威風堂々たるものである。のみならず茨城の田舎を突っ走ったのみで、いまだかつて東京の地を踏んだことがない。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)