卸値おろしね)” の例文
製産地直接取引ノ為メ日本ニ輸出卸値おろしねト同様多少ニかかわラズ勉強つかまつリ御便宜ノ為メ事務所トシテ日ノ出家ニ実物取揃申居とりそろえもうしおりあいだ御買上被下度くだされたく
卸値おろしねは文政頃一両に付二石であつたのである。五年になつても江戸で最高価格が前年と同じであつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
卸値おろしねで売っとくれや」
おじいさんのランプ (新字新仮名) / 新美南吉(著)