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ものしり
ふりがな文庫
“
博物
(
ものしり
)” の例文
同院の僧居暁は
博物
(
ものしり
)
なり、曰く蛇の眼は
瞬
(
またた
)
かぬにこの
蟒
(
うわばみ
)
の眼は動くから竜だろうと、止香を
焚
(
た
)
いて蟒に向い、
貧道
(
それがし
)
青竜疏を念ずるに、道楽でなく全く母に
旨
(
うま
)
い物を食わせたい故だ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
それよりも感心なは居暁の
博物
(
ものしり
)
で、
壁虎
(
やもり
)
の眼が
瞬
(
またた
)
かぬなど少々の例外あれど、今日の科学
精覈
(
せいかく
)
なるを以てしても、
一汎
(
いっぱん
)
に蛇の眼は瞬かず、蜥蜴群の眼が動くとは、動かし得ざる定論じゃ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“博物”の意味
《名詞》
博物(はくぶつ)
広く知識が豊富なこと、博学、博識。
博物学の略。
戦前日本の小学校及び中学校で教授されていた教科、動植物や鉱物について教える。
(出典:Wiktionary)
博
常用漢字
小4
部首:⼗
12画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“博物”で始まる語句
博物館
博物志
博物學
博物室
博物筌
博物学者
博物採集
博物館全體
博物學博物館