南蛮北狄なんばんほくてき)” の例文
都でもこののち五百年か、あるいはまた一千年か、とにかくその好みの変る時には、この島の土人の女どころか、南蛮北狄なんばんほくてきの女のように、すさまじい顔がはやるかも知れぬ。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)