“南京花火”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんきんはなび50.0%
ナンキンはなび50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
品川台場しながわだいば沖あたりで打ち出す祝砲がかすかに腹にこたえるように響いて、子供らは往来でそのころしきりにはやった南京花火なんきんはなびをぱちぱちと鳴らしていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
するとまもなくその穴から、円板えんばんのようなものがとびだした。それは周囲から黄色い光りを放ちまるで南京花火ナンキンはなびのようにくるくるまわって、闇をぬって飛んだ。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)