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卓袱台
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ちゃぶだい
ふりがな文庫
“
卓袱台
(
ちゃぶだい
)” の例文
と言って四角の封筒から一枚の写真を出して、
卓袱台
(
ちゃぶだい
)
の上へ置いた。私はそれを取ってみた。ところが、私が想像していたところの妹さん——いやこの兄さんには少しも似ていない。
縁談
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
その脇に
茶箪笥
(
ちゃだんす
)
や、たたんだ
卓袱台
(
ちゃぶだい
)
や、炭取、
柳行李
(
やなぎごうり
)
、駒箱をのせた将棋盤、そのほかこまごました道具類が、いかにもきれい好きな老人の独りぐらしらしく、きちんと整理されてあった。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
女と
卓袱台
(
ちゃぶだい
)
で向いあって食事をすることはことわりつづけた。
愛のごとく
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
大きな平らな石が
卓袱台
(
ちゃぶだい
)
である。母が給仕をして瀬の
囁
(
ささや
)
きを聞きながら、親子三人で、水入らずの朝飯を食べたのである。お重のなかには、昨日釣った鮎が煮びたしとなって入っていた。
母の匂い
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
こちらにも小さな
火鉢
(
ひばち
)
があり、その
脇
(
わき
)
に
茶箪笥
(
ちゃだんす
)
や、たたんだ
卓袱台
(
ちゃぶだい
)
や、炭取、
柳行李
(
やなぎごうり
)
、
駒箱
(
こまばこ
)
をのせた将棋盤、そのほかこまごました道具類が、いかにもきれい好きな老人の独りぐらしらしく
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“卓袱台”の意味
《名詞》
折りたたむ事が可能な短い脚の食卓。
(出典:Wiktionary)
卓
常用漢字
中学
部首:⼗
8画
袱
漢検1級
部首:⾐
11画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“卓袱”で始まる語句
卓袱