千家せんけ)” の例文
晩年大河内子爵のおともをして俗に柘植黙つげもくで通ってる千家せんけの茶人と、同気相求める三人の変物ぞろいで東海道を膝栗毛ひざくりげの気散じな旅をした。
その頃のことで月謝はわずか四、五十銭でしたが、四、五人寄れば多少纏まりますので、島田氏はよろこんでおりました(流義は千家せんけでした)。
どうもマア、乞食こじきになつても砂張すばり建水みづこぼしをすてないといふところは、しんのお茶道人ちやじんでげすな、お流儀りうぎは…乞「へい千家せんけでございます。主「誰方どなた御門人ごもんじんで……。 ...
が、衛養療法や静座法を研究するつもり千家せんけの茶事を学ぶに等しい二葉亭の態度では禅に満足出来るはずがないのが当然で、結局禅には全く失望した。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)