十抱とかか)” の例文
すでに、廖化りょうかの剣は、彼のうしろに迫っていた。司馬懿は目の前にある喬木きょうぼくの根をめぐって逃げた。それは十抱とかかえもある大木だった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)