“とかか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十囲50.0%
十抱50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東越とうえつ閩中みんちゅう庸嶺ようれいという山があって、高さ数十里といわれている。その西北のかいに長さ七、八丈、太さ十囲とかかえもあるという大蛇だいじゃんでいて、土地の者を恐れさせていた。
すでに、廖化りょうかの剣は、彼のうしろに迫っていた。司馬懿は目の前にある喬木きょうぼくの根をめぐって逃げた。それは十抱とかかえもある大木だった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)