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匱
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はこ
ふりがな文庫
“
匱
(
はこ
)” の例文
そこには同じ大理石の上に、かの聖なる
匱
(
はこ
)
を曳きゐたる事と牛と
刻
(
きざ
)
まれき(人この事によりて
委
(
ゆだ
)
ねられざる
職務
(
つとめ
)
を恐る)
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
日本にも『書紀』二五、大化改新の際朝廷に鐘を懸け、
匱
(
はこ
)
を設け、憂え諫むる人をして表を匱に
納
(
い
)
れしめ、それでも聴き採られざる時は憂訴の人、鐘を
撞
(
つ
)
くべしと詔あり。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
眞中
(
まなか
)
に光りて瞳となるは、聖靈の
歌人
(
うたびと
)
、
邑
(
まち
)
より邑にかの
匱
(
はこ
)
を移しゝ者なり 三七—三九
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
匱
漢検1級
部首:⼕
14画
“匱”を含む語句
向匱
金匱
金匱私講抄録
鐘匱