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包羅
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ほうら
ふりがな文庫
“
包羅
(
ほうら
)” の例文
けだし忠信以下の箇条も
固
(
もと
)
より家内に行わるるといえども、あたかも親愛、恭敬、孝悌の空気の中に
包羅
(
ほうら
)
せられて
特
(
こと
)
に形を現わすを得ず。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
もって長幼の序を保ち、もって朋友の信を固うし、人生居家の細目より天下の大計にいたるまで、一切の秩序を
包羅
(
ほうら
)
して洩らすものあるべからず。
徳育如何
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
高尚至極なる学問の型の中に無理に凡俗を
包羅
(
ほうら
)
して、新奇の形を
鋳冶
(
ちゅうや
)
せんとして、かえってその凡俗を容るることはできずして、大切なる教育を孤立せしめ
慶応義塾学生諸氏に告ぐ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
内にありては人生の一身一家の世帯より、外に出ては人間の交際、工商の事業にいたるまで、事の大小遠近の別なく、一切万事、我が学問の領分中に
包羅
(
ほうら
)
して
慶応義塾学生諸氏に告ぐ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
“包”で始まる語句
包
包物
包丁
包囲
包括
包帯
包紙
包摂
包光
包囲陣