労疲つか)” の例文
それからゆるやかな幾呼吸、微塵労疲つかれた気勢けはいもない。で、また賊はムラムラと散ったが、それでも逃げようとしないのは、不思議なほどの度胸であった。彼らは口々にいましめ合った。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)