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加集
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かしふ
ふりがな文庫
“
加集
(
かしふ
)” の例文
そして、この關係した男といふのは、義雄の友人
加集
(
かしふ
)
泰助であつて、義雄が一度女と手を切らうとした時、中に這入つて貰つたものだ。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
如何にも、かの女がこちらにちよツと棄てられた間に、こちらの友人なる
加集
(
かしふ
)
とくツ附いたのであつた。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「おれと
加集
(
かしふ
)
と、それから、ひよツとすると、寫眞の先生と、その學校のハイカラ生徒と——」
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
見ると、義雄とお鳥との惡口が出てゐて、中に這入つた
加集
(
かしふ
)
ばかりがいい人物になつてゐる。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「‥‥」義雄はこれを見て、さきに、かの女を見限つて姿を隱したが
加集
(
かしふ
)
の宿でかの女に見附かつた時のかの女の樣子も——立つてゐたのが違ふだけで——斯うであつたことを思ひ出した。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
▼ もっと見る
「でも、きのふ、あの
加集
(
かしふ
)
に似た人が通つた。」
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「そして、
加集
(
かしふ
)
は御無事か?」
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
“加”で始まる語句
加
加之
加減
加茂
加賀
加担
加奈陀
加持
加持祈祷
加勢