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加波山
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かばさん
ふりがな文庫
“
加波山
(
かばさん
)” の例文
「この男は
加波山
(
かばさん
)
事件の生残りじゃ。今でも、
良
(
え
)
え荷物(国事犯的仕事。もしくは暗殺相手の意)があれば直ぐに引っ担いで行く男じゃ」
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
加波山
(
かばさん
)
事件のときの遺物だそうじゃ、大井さんもそれ以上の話はせんかったが、こいつはうまいと思ったからおれはすぐ素知らぬ顔をしてかえってきた、——貴様
風蕭々
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
旧友は
伊沢道之
(
いざわみちゆき
)
、
加波山
(
かばさん
)
の暴動の時には宇都宮にいたがために、
富松正安等
(
とまつまさやすら
)
と事を共にするの
厄
(
やく
)
を免かれることができたが、群馬の暴動は免かれることができなかった。
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
嬰女
(
あかご
)
のお
襁褓
(
むつ
)
の
乾
(
ほ
)
してある稲田の草庵の軒先からは、いつもうす紫に霞んでいる筑波の山が見えた。窓からは、
加波山
(
かばさん
)
の連峰が見え、
吾国山
(
わがくにさん
)
の
襞
(
ひだ
)
が、澄んだ日には、あきらかに手にとるように見える。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“加波山”の解説
加波山(かばさん)は、茨城県桜川市と同石岡市との境に位置する標高709mの山である。北から御嶽山、雨引山、燕山、加波山、丸山、足尾山、きのこ山、弁天山、筑波山の順に連なる筑波連山北部の山の一つである。
(出典:Wikipedia)
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“加波”で始まる語句
加波
加波雨曳