加徒力カゾリツク)” の例文
向ふにあるかゞみと蝋燭たてを眺めてゐる。妙に西洋のにほひがする。それから加徒力カゾリツクの連想がある。何故なぜ加徒力カゾリツクだか三四郎にもわからない。其時ヷイオリンが又鳴つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)