功田こうでん)” の例文
開墾することに依つて私有を認められる墾田こんでん、功労に依つて賜はつた功田こうでんなどに依つて、荘園は激増してゐたのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
自分は位田功田こうでん職田の類が、自ら耕作するを許さざるほどの広大な面積にわたるものである限り、必ず収穫五分の一の小作料をもってその収入としたに相違ないと考える。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)