“劉巴”の読み方と例文
読み方割合
りゅうは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恩義もあるし、同宗のよしみもあるし、などと口のなかで繰り返している。それを見て、侍将じしょうのひとり劉巴りゅうはあざな子初ししょというものが
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蜀中の大将文官は、ほとんど階下に集まって、異存ない旨を誓ったが、ただ黄権と劉巴りゅうはだけが、自邸に籠って、門を閉じたまま、ここに姿を見せていなかった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
楊懐ようかい劉巴りゅうはのことばこそ、真に国を憂うる忠誠の声とぞんずる。何とぞ、ご賢慮をたれ給え」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)