劉岱りゅうたい)” の例文
用いて、劉岱りゅうたいを生捕ったし、いままた、兵法にかなった妙計をわしへ告げおる。——よかろう、汝の存分に、曹操の先鋒を討ち砕け
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「玄徳の相手として、劉岱りゅうたい、王忠のふたりでは、智力ともに不足です。誰かしかるべき大将をもう一名、後から参加させてはどうですか」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東郡の喬瑁きょうぼうと、刺史劉岱りゅうたいとが、またぞろ洛陽の陣中、兵糧米の借り貸しか何かのつまらないことから喧嘩を起し、劉岱はふいに夜中、相手の陣営へ斬りこんで
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
血は漢室のながれを汲み、兗州えんしゅうの刺史劉岱りゅうたいは、彼の兄にあたる者だし、太尉劉寵りゅうちょうは、伯父である。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「誰ぞ、この次に、もうひとりの劉岱りゅうたいを、敵の陣から生捕ってくる智者はないか」と、いった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兗州えんしゅうの刺史劉岱りゅうたい
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)