割菊わりぎく)” の例文
夏の夜軒端のきばたなどに吊して涼しさを添える品であります。細い骨の上に薄い紙をり好んで草花などを描きます。上と下との曲木まげきには厚ぼったく白の胡粉ごふん割菊わりぎくの紋などをつけます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)