剥盗はぎと)” の例文
「わたしもう、死んだって家へ帰らないつもりです。……ずいぶん我慢して来たんですもの。恥をいえば、小さい時には、いくさの後の死骸から、剥盗はぎとりまでさせられたことがあるんです」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)