剣腕うで)” の例文
「力はあるが、大した剣腕うでではないで、こんど出て来たら、拙者が真ッぷたつにしてくれるテ。なあ、うぬらア騒がずと見物しとれ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ちょっくらちょっとあるまいと、源三郎以上に剣腕うでの立つ人を立ちあいに……と、こっちが申し出たのに対して、望みどおりに、剣の上でも兄者人あにじゃひとたる柳生対馬守が、判定者!
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)