“刻明”の読み方と例文
読み方割合
こくめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「三月四日の月という字を見るがいい、本文のは刻明こくめいに二本の横棒を引っ張っているが、日付の方はチョンチョンと点を二つ続けて打っているぜ」
刻明こくめいに集めた英文の著書があるということだが、不思議なことに日本の小説に現われた、音楽上の誤謬と出鱈目については、まだかつて指摘した人は無いからだ。
探偵小説と音楽 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)