“利厳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
としとし66.7%
としよし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗矩むねのりは不在、孫の兵庫利厳としとしも遠国。——どうしても、柳生を打ってこの土地を通ろうというのには、石舟斎を目がけるほかはない。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その時、つれて行ったのが、五男又右衛門宗矩むねのり、その年二十四歳、孫の新次郎利厳としとしが、まだ十六歳の前髪。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兵庫利厳としよしは但馬守宗矩むねのりの父、石舟斎の孫にあたっている。十兵衛とは従兄弟いとこである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)