“利久”の読み方と例文
読み方割合
としひさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——実はこの童は、それがしの兄利久としひさの子でおざる。そのうえに、瓜のへちりにひとしい奴で、腕白を通りこした変り者。他家へつかわすなど、とても、親どもが同意いたしませぬ」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)