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別而
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べつして
ふりがな文庫
“
別而
(
べつして
)” の例文
一、
惣而
(
そうじて
)
咄しと実ハ相違すれ共、軍ハ
別而
(
べつして
)
然り。是紙筆ニ指上ゲ候而も、実と不
レ
被
レ
成かも不
レ
知、一度やつて見たる人なれば咄しが出来る。
手紙:042 慶応二年十二月四日 坂本権平、一同あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
且又手を下候者に無之同志之由を
申自訴仕候者
(
まうしじそつかまつりそろもの
)
多分御座候由伝聞仕候。右自訴之人共
何
(
いづ
)
れも純粋正義之名ある者之由承候。是等の者は
別而
(
べつして
)
寛典を
以
(
もつて
)
御赦免
被為在可然御儀
(
あらせられてしかるべきおんぎ
)
と奉存候。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
其外存候人へ
御致声
(
ごちせい
)
宜奉願上候。
別而
(
べつして
)
御内政
(
ごないせい
)
様おさよどのへ御祝詞奉願上候。
此次
(
このたび
)
状多したため腕疲候而やめ申候。春寒御自玉可被成候。恐惶謹言。正月廿一日。
菅太中晋帥
(
くわんたいちゆうしんすゐ
)
。伊沢辞安様。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
長崎は一とほり見ておきたき所也。私も志ありしかども縁なし。何卒御すすめ可被下候。市野のわる口は前書にあり。
此不贅
(
こゝにぜいせず
)
。八月七日。是日
別而
(
べつして
)
暑甚し。これまでは涼しきにこまりたり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
御相伝被下候上は、御指南之条条堅相守、稽古半に
而
(
て
)
相止申間敷、且他流と藝替不仕候。右
於相背者
(
あひそむくにおいては
)
、秋葉大権現摩利支尊天、
別而
(
べつして
)
鬼神之御罰相蒙可申候也。仍誓約
如件
(
くだんのごとし
)
。嘉永四年歳次辛亥十一月。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
而
漢検準1級
部首:⽽
6画
“別而”で始まる語句
別而昵近
別而不知徒然