“此不贅”の読み方と例文
読み方割合
こゝにぜいせず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長崎は一とほり見ておきたき所也。私も志ありしかども縁なし。何卒御すすめ可被下候。市野のわる口は前書にあり。此不贅こゝにぜいせず。八月七日。是日別而べつして暑甚し。これまでは涼しきにこまりたり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)