“切角灯籠”の読み方と例文
読み方割合
きりこどうろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は、この盂蘭盆会うらぼんえに水辺の家々にともされた切角灯籠きりこどうろうの火がしきみのにおいにみちたたそがれの川へ静かな影を落すのを見た人々はたやすくこの自分のことばに首肯することができるだろうと思う。
松江印象記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)