刀潜とうせん)” の例文
こういう腹だったのが、爾後じご幾星霜、関七流の末に人多しといえども、いまだ孫六のやすりに手が届いて別書を発見したものはなく、従って水火合符刀潜とうせんの儀、夢にも知れずにすぎて来たのである。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)