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凶暴
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きょうぼう
ふりがな文庫
“
凶暴
(
きょうぼう
)” の例文
血を見て
凶暴
(
きょうぼう
)
になったかれらは、かねての計画を実行に
移
(
うつ
)
した、まもなくベン夫妻と、一等運転手がたおされた。
悪漢
(
あっかん
)
どもは完全にセルベン号を
占領
(
せんりょう
)
した。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
おれだって、
凶暴
(
きょうぼう
)
な魔物ではない。妻子を見殺しにして平然、というような「度胸」を持ってはいないのだ。配給や登録の事だって、知らないのではない、知るひまが無いのだ。
桜桃
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
カビ博士と名のる辻ヶ谷君の
切
(
せつ
)
なる
頼
(
たの
)
みにより、僕は海底ふかく分け入って、
凶暴
(
きょうぼう
)
なる未知の怪生物族を探し、それと重大なる
談判
(
だんぱん
)
をしなくてはならない行きがかりとはなった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
とくにかれは覚平の一件があってから
凶暴
(
きょうぼう
)
がますます凶暴を加えた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“凶暴”の意味
《名詞》
凶暴(きょうぼう 「兇暴」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
凶悪で乱暴なこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
凶
常用漢字
中学
部首:⼐
4画
暴
常用漢字
小5
部首:⽇
15画
“凶暴”で始まる語句
凶暴性
凶暴無慚