“凌操”の読み方と例文
読み方割合
りょうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも大きな傷手いたでは、孫権の大将凌操りょうそうという剛勇な将軍が、深入りして、敵の包囲に遭い、黄祖の麾下きか甘寧かんねいの矢にあたって戦死したことだった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さんぬる建安八年の戦いに、父の凌操りょうそうは、黄祖を攻めに行って、大功をたてたが、その頃まだ黄祖の手についていたこの甘寧のために、口惜しくも、彼の父は射殺されていた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)