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况
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ま
ふりがな文庫
“
况
(
ま
)” の例文
馬に大麦が要る如く、日本人は米と味噌と沢庵漬とが無かつたら、何一つ善い事の出来ない国民である。
况
(
ま
)
して悪い事など出来よう筈がない。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
况
(
ま
)
して初めより、如何あらんと
疑弐
(
ぎじ
)
する日に出でゝ、興趣を感ずべき筈なし、
徒
(
ただ
)
に時間と金銭を費すに過ぎず。
研堂釣規
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
奈何
(
どう
)
して
這麼處
(
こんなところ
)
に一
週間
(
しうかん
)
とゐられやう、
况
(
ま
)
して一
年
(
ねん
)
、二
年
(
ねん
)
など
到底
(
たうてい
)
辛棒
(
しんぼう
)
をされるものでないと
思
(
おも
)
ひ
付
(
つ
)
いた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
全くさうで、樹木はどんな彫刻よりも
傑
(
すぐ
)
れてゐる。
况
(
ま
)
して人間などとは比べ物にならない。だが、戸川氏の発明といふのはそんな事ではない、戸川氏は言つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
况
(
ま
)
して成金に使はれるなぞは以ての外と言はなければならぬ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
况
部首:⼎
7画
“况”を含む語句
實况
况斎
大盛况
岡本况斎
形况等
状况
現况
盛况